アーユルヴェーダ情報局「様々な関係」

『様々な関係』

 

生きるということは、様々な関係を持つということです。

あなたの心の平和が、あなたとあなた自身、自分の体、苦しみ、

考え、感情、パートナー、家族、友人、同僚、仕事、余暇の遊びなど、

あなたを取り巻く周りのものすべてに影響し、

また、あなたも影響を受けるのです。

自分自身との関係がうまくいけば、

他のすべてはバランス良く保たれます。

その鍵は、自分自身を愛すること。すなわち、

あるがままの自分を受け入れることです。そうすれば、

自分以外のものすべてを愛することができるようになります。

自分は、自分自身を映す鏡です。本当の自分に気づき、

個性を理解すれば、自分自身を愛するようになります。

そして、自分の体や心、そして精神を健全に保ちたいと願うようになり、

ゆっくり目を向けられるようになるでしょう。

自分を愛するようになると、自分自身を尊敬できるようになります。

また自信が湧いてきて、考え方や人生を少し変えてみようという

気持ちが生まれてきます。そうなると、

他との関係も良いバランスが保てるようになります。

活動のなかに自分の位置を見いだせば、

周囲もその位置を見つけることができるようになるのです。

人生には、ときにどうしても解決のできないこともあります。

苦しい決断を迫られ、涙をのんで受け入れることもあるでしょう。

現状を受け入れなかったり、過ぎたことを悔やんだり、また無力感に

陥ったりすると、エネルギーを消耗して、健康にも良くありません。

様々な関係の中から生まれる感情は、ドーシャに影響を及ぼします。

激しい怒りはピッタを増加させ、恐怖はヴァータをかき乱し、

独占欲はカパに影響を与えます。

精神的負担が続く時は、食事や生活を充実させて、

ドーシャのバランスを保ち、体の健康に注意しましょう。

瞑想と意識は、様々な関係を理解するのに役立ちます。

客観的に物事を見ることを覚えましょう。

ただ現状を見つめるだけで、何も判断を下さなくて良いのです。

人間関係がうまくいかない原因の多くは、過去の傷ついた経験や、

決めつけるような態度にあるようです。

 

『成長するための空間』

 

ドーシャのバランスがとれていると、ナチュラルに、

すべての関係において好ましい面が表れます。

例えば、意志の伝達(ヴァータ)、配慮(ピッタ)、

そして、援助と同情(カパ)などです。

そうすると、そこにあらゆる関係が発達、発展する空間が生まれます。

その空間が余裕を生み、無償の愛、宇宙のエネルギー、

そして傷を癒す原動力が生まれてくるのです。